ミッドナイト松崎

2015/2/26

たみの上に入居する、2月で卒業する住人2組3人と
オフィス1組2人の合計5人の卒業式がぼくの家であった。

1年間オフィスとしてつかった1人(元アナウンサー)は、
段ボールでつくったフレームを自分でもって
「こんにちは、『ミッドナイト松崎』です。今日はたみのシェアハウスの卒業式に来ています。」
といった実況をし、そこで行なわれていることを「番組」にした。
(たみが取材禁止だったり写真禁止だけあって、それを逆手にとるというか、フレームをいれただけで、
その場をぐにゃっとまげ、目を使わせたりしたのすごかった。しゃべりの技術がもちろんすごいんだけど。)

1年間住んだ男の子は、ほぼ外の建物の中で、
半袖ミニスカートのメイドの格好をし、お世話になった人に奉仕をし、
2年間住んだ男の子は、女装をし、メイドに渡すためのオムレツをひたすら焼いた。

1年間オフィスとしてつかったもう1人の女の子は、
あと2年で、39歳でなくなった母と同い年になるらしく
それに向き合うため、唯一の共通点である顔を際立たせるため断髪式をした。
バリカンのアタッチメントをはずし、じょりじょりとそった。

ことごとく変わる空間で
たみのオープンからずっと住んでいる女の子は答辞をし、これまでを振り返った。


卒業生からは、たみをつくってくれてありがとう、という旨の感謝状をもらい、
その流れでなぜかじゃぁみんなで歌いましょうと、『卒業写真』をうたうことになり、
(歌詞カードも用意されていた)

わたしたちは、困ったときに使える「なんでも券」として、
切手を貼った たみ宛のはがきをそれぞれ送った。

ことごとく変わるいろんな状況が変すぎて、
たくさんの嘘みたいなすてきな時間がおわった。

たみをやっててよかったなぁ。というような瞬間が連続した。

自分の場所に関わった人がその場所を通過する時の感じや
またその人たちのつぎの仕草が、返ってまた自分たちをかたちづくると思うし、

出て行くことはとても寂しいけど、この循環がたみをつくっている。

3月からは3部屋空きます。

つぎはどんな人たちが来て、どんな風景がみれるのかなぁ。

(みやけ)

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