ゆれる

2018/5/17

長年働いてきたスタッフが卒業して、新しいスタッフが入る。卒業したといっても、割と近くにいるので、縁が切れたわけでもない。びよーんとゴムみたいに、関係が伸び縮みするだけだ。

新しいスタッフが入るということは、いつも泊まりに来てくれた人も、常連のおっちゃんもみんなにとって、「初めまして」から始まるわけで、またゼロから相手を知っていくことになって、リピーターや常連さんにとっては心苦しいんだけど。でも考え方によっては、またゼロから始めれる。違う自分でたみに登場できる。毎日、毎回あたらしい自分でいられるのも、悪くないと思うんですが、どうですかね。やっぱり、ひとは、毎日同じでありたいのかな。毎回同じ安心を得たいのか。世界が不安の塊だから、そうなのかな。どうなのかな。でもそんなの、大昔からきっとそうだよね。

それでもたみは、こうでしか成立しないから、毎回あたらしい方を選んで今日もwe are OPEN。わたしはあなたでじゃないし、あなたが求める同じ此処には、なれない。町も人もじんわり変化していく。だから、あなたもいっしょに変化を楽しみましょう。毎年くる旅人はその振る舞いを余裕で知ってる。「〜ちゃんは?」と変化を確認して、自分の居心地のよい場所を探すし、自分の気に入ったスタッフに声をかける。立ち去った後に手紙をくれるから、スタッフも手紙でお返しをする。この手紙を書いている時間でさえも、刻一刻と変化することもお見通しかのよう。思春期みたいに、小さな変化にときめいて、そんで、いま一瞬の喜びを忘れないように、わたしたちはこのゆれを記録する。(J)

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