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2017/05/04

気がつけば、2017年5月。たみは、いま、4.5名のスタッフで朝と夜交代しながら当番をするので、たみで何が起きているのか、日報などをクラウドで情報共有したり、会議をしたりはするものの、全部を把握することが難しくなった。
たみにいくと「トレンド」や「トピック」があって、話題に触れることができる。その話題というのはほんと大したことないけど、たみにとっては重要なことで、ネットにのせて、遠い誰かに届けるほどのことでもない。だから、たみにいかないとわからないことが多いし、別にわからなくても、わたしの世界は回る。でも、たみにいかないとわからないことに触れられることは、わたしにとって大事だから、たまにたみにいく。
たまにたみにいくと、やっぱり時間をかけて自分の足を動かして、その場に身体を置くことはおもしろいなと思う。身体がなにかいろいろ吸収しているみたいで、匂い、雰囲気、温度、湿度、音を感じている。あたりまえだけど、自宅とは全然違う。全然違う空間に身体を置くことで、空間に関わる一人になっている。会話に参加してもしなくても。目に見えても見えていなくても。空間はただの空間で、そこに一人いるのか、二人いるのか、どのようにいるのかで、大きく左右する。スタッフは管理人だけど、「control」というよりは、「care」の方が近いのかもしれないと、ここ最近のみんなの様子を見ていて思う。controlはしない/できないと諦めたら、ひとりひとりが見えてきて、その渦の中に身体を寄せることで、頭じゃなくて、身体で理解できてくる。理解できてしまったとき、次に頭の中のわたしが混乱する。頭は、蓄積された「一般的」や「ルール」や「世間」にがんじがらめになっているので、身体の理解したものをどう受け入れたらいいのか混乱する。混乱は時間がかかるので、忘却となるが、なんとか食い止めていきたい。

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