水郷祭

2022/07/29

今年は水郷祭が開催された。去年も一昨年も開催できなくて、3年ぶりの開催。コロナ禍になる前から「次はりえちゃんも手伝ってな。」と声がかかっていた「灯ろうの会」の取りまとめを私が担当になった。6月に打ち合わせをして段取りを聞いたら、もう全然無理だと思って。スタッフに「蛇谷はいないと思ってくれ」と伝える。

湯梨浜夏まつり実行委員会という会合に出席すると、ほぼ知り合いだった。主要なことは町の人たちが決め、実現できるように役場の人や商工会の人がサポートする。水郷祭のことを調べていくと、湯梨浜町が合併する前の東郷町のお祭りで、娯楽のために始まったそうだ。当時は趣味を発表する場で、三味線とか踊りとか演芸があったそう。最近取り壊されたステージはその名残だそうだ。私のじいちゃんぐらいの年齢の人なら当時のことを知っているらしく、亡くなったあの人なら聞けたのかもしれない。と少し後悔する。

灯ろうの会は、町の女性たちが集って作っていて、灯ろうを2000個作った年もあった。今まではたみのスタッフに呼びかけて飛び込みで手伝うこともしてたが、裏側にこんなにたくさんの段取りがあったのかと思うと、ほんとに呑気だったことがわかる。今年は1500個目標で作った。性別、地域は問わず、SNSやLINE、出合頭に誘ったりして、人手を集めて、賑やかな制作現場となった。初めて会う人もいたし、何回か顔は合わせたけど、話をしてなかった人もいた。

当日まで大雨でどうなるか心配してたけど、無事に晴れて水郷祭が開催した。これまで開催してきた雨が降って中止になったのは一回だけだそうで、実行委員会で心配してる人はいなかった。あいにく、コロナの感染者が増えて小学生らのダンス発表やバンド演奏などは中止になったが、浪人踊りや神輿渡御、灯ろう流し、打ち上げ花火が行われた。たみではYスタッフやたみスタッフが屋台メニューを用意してたいそう盛り上がったそう。(たみに数分しか居られなかった)

もっといっぱい書きたいことがあるけど、ここまでにしておこう。家の前で見た打ち上げ花火は格別だった。10年前に初めて見たときぶりに感動したかもしれない。今まで全然違う風景だった。来年の水郷祭もみんなでがんばろう。水郷祭があって、たみの夏が始まる。

 

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