5月17日 くもり ジャタニ

2020/05/17

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店が休みになって、一番いっしょにいるのは、犬のおとうさんです。朝の目覚まし音には反応しないけど、二度寝するわたしが寝返って目を開けた先には、スリッパをくわえたおとうさんの顔がいつもあります。普段は横にしてスリッパをくわえるのに、あるときスリッパを縦にしてくわえてしまい、顔が隠れて前が見えなくなってる犬をみて起きたこともあります。

起きたらまずは、犬の散歩にいきます。スリッパをくわえて走り出し、用を済ませたらスリッパを道端においていくので、私はそれを拾い、家の周りを歩きます。日によっては、スリッパの代わりにぬいぐるみや骨をくわえ、散歩のルートも右回りだったり、左回りだったり、遠回りしたり、犬にも気分があるようです。

散歩が終わったら、珈琲いれて、ぼーっとしながら今日の予定を立てます。犬は部屋の端っこで寝ます。天気がいい日は日当たりがいいところで寝ます。わたしがパソコンに向かって仕事をしていると、どこにいるのかわからないほど気配は消えて、休憩してると、遊んでと言わんばかりに近づいてくるので、ボールを10回ほど投げます。だいたい6回ぐらいで犬がバテるので、そこで遊びは終わります。

「犬の気持ちがわからないんだね」と、動物好きな友達から言われたことがあって、これぐらいはなんとなくわかるけど、これ以上にどんな気持ちがわかるのかなあと、不思議に思ってました。でも、クラウドファウンディングで犬のおとうさんの生写真を贈るために、カメラで撮影していたら、少しずつおとうさんのいろんな顔がわかってきました。

わたしが外出しようとすると、犬が玄関先で仁王立ちをして待っていたり、寝たまま顔も動かさず目だけで見送るときがあります。「いっしょにいこか!」と声をかけると、首を傾げて、きょとんとして、時間差でおおはしゃぎします。パンケーキや魚の匂いがしたら、目をまん丸にして足元に座りしながらくっついてきたり、水を入れ忘れたときと、ごはんが足りないときの怒り方の違いもわかってきました。たまに、たみへ連れていくと、通りすがりの人に尻尾を振って愛想よくしたり、近所のモリ君と会うと耳を横にしてダイブしています。知らない場所へ連れていき、帰ってくると人間みたいなため息をついたり、目を離した隙にわたしの食材を食べて怒ったこともありました。

他にもまだいろんなことがあるけど、こうして書いていると、犬といっしょに暮らしてるんだなと改めてわかります。仕事があったら、こんな時間を過ごせてなかったと思います。最低限の世話ぐらいは気を配ってきたけど、こんなに犬のことを見てなかったです。犬に付き合うのも大変だけど、わたしに付き合ってる犬も大変だろうから、お互い様ってことで。

あるとき、池のそばで日光浴をさせようと、犬をつないでいました。戻ってきたら、犬はわたしのことに気づかないほど、池の遠くをじっと見つめていました。犬はいったい何を見て、何を感じていたんだろう。まだまだ犬のことはわからないです。

次はわたなべさん。最近、夢中になってることはありますか?

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