5月22日 晴れときどき曇り あらり

2020/05/22

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忘れられない旅ですねえ。

うーん、
中学生の時に1か月間行ったアメリカ・オハイオ州の旅の優しい家族のことも忘れられないし、
7泊の韓国旅行の3日目に高熱出して、死にそうになってた旅の初めて飲む韓国の薬の味も忘れられないし、
小さいときに家族と行った長野の旅のガラス玉の輝きも忘れられないし、
イギリス・ペンザンスへの旅で、初めてなのになぜか懐かしい感じがして、またきっと戻ってくる場所なんだと感じたあの海も忘れられないし、
高校生の時に母と初めて二人旅した時の鹿児島の星空も忘れられないし、
ただうどんが食べたいだけで弾丸で行った香川の旅も忘れられないし、
初めて使う青春18きっぷの旅での車窓に流れる景色も忘れられないし、
ちょっと前に行った山口の秋吉台のススキが揺れる黄金色の大地も忘れられない。

そして、それらに触れたときのわたしの感情も今、ありありと思い出せる。
ああ、旅って、こんなに心揺さぶられるものだったんだなあ。

そんなこんなで、旅がなかなかできない今日この頃ですが、
旅のことを考えると、ますます旅に出たくなりますね。
1年くらい前からわたしは長野のことがなぜかとても気になっていて
コロナのことがなければ、今頃長野に旅していたはず。

なんか、こうやって、あったかもしれないけど今はない世界・できごとの話をすると、
わたしはいつもパラレルワールドにいるような気持ちになる。
コロナがない世界にも、もう一人、わたしたちは存在してるんじゃないかな、なんて。
「コロナがなければ今頃あれもしてたし、これもしてた」みたいに、
コロナがなかった世界のことをわたしたちは明確に想像できるけど、
現実は、明日ですらどういう状況になるかわからないということが、なんだか不思議でしょうがない。
未だに、映画の中にいるような、これが現実であるという実感が湧かないようなときもある。
きっと、不思議なことなんてひとつもなくて、今起こっていることもすべて当たり前のなかのことでもあるんだろうけど。

そんなことを考えながら、今日は久々に原付に乗ってひとっ走りしてきました。
晴れた空の下、緑の中を走り抜けるのは最高に気持ちがいいですね。

つぎは、りょうじくん。
りょうじくんは旅をするとき、どんな理由・きっかけで旅をする?

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